野菜&果物の美養栄養学

野菜ソムリエ上級プロが、野菜&果物の他、「食と健康」「食と美養」情報を発信するブログです。

オメガ3系脂肪酸は心臓病リスクを改善する? アメリカ・研究

オメガ3系脂肪酸には、《EPA》と《DHA》があります。
この2つは、セットで考えられることが多いですが、実は、EPAのみで摂取するほうが、心血管系疾患のリスクを改善するようです!?
アメリカの最新研究の詳細を見てみましょう。

f:id:miwamomoka:20201010111921j:plain

EPAは単独で摂ったほうが良い?

アメリカのブリガム&ウィメンズ病院の研究報告により、冒頭のような事実がわかってきました。
研究チームは、オメガ3系脂肪酸(EPAとDHA)の心血管系疾患への影響を調べるために、約15万人の参加者のデータを解析しました。
さらに、既存の38件の関連研究報告の臨床試験とともに、メタ分析も行いました。

オメガ3系脂肪酸は全体として心臓病リスクを軽減するが……!?

解析の結果、オメガ3系脂肪酸は、全体として、心血管系疾患による死亡リスクを低減させ、心臓病のリスクを軽減または改善に向かわせることが確認されました。
これは、以前の多くの研究報告で、わかっていた結果と同様、ということになります。
さらに、解析した結果、EPA単独のサプリメント摂取に関しては、《EPA+DHA》を組み合わせたサプリよりも、心血管系疾患のリスク低下に、より効果があることも判明したのです。

EPAの役割に安心感!

この結果をふまえ、研究者たちは、

この大規模な分析結果データは、オメガ3系脂肪酸の中でも、特にEPAの役割について、安心感を提供するものになった。

と述べています。
※参考:『E臨床医学』

さいごに

日本で購入できるオメガ3系脂肪酸も、《EPA+DHA》の組み合わせが多いですね。
しかし、少数派ですが、EPA単独のものもあるので、オメガ3系脂肪酸の摂取を検討されているかたは、探してみる価値がありそうですね。
サプリメントでの摂取もいいですが、やはり亜麻仁油や魚介類といった、食品からも摂取しておきたいですね。