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赤血球のオメガ3レベルが高い人は約5年長生きする?スペイン・研究

血液中の赤血球の組成で、オメガ3系脂肪酸レベルが高い人ほど、全死因による死亡リスクが低くなる事実が、スペインの最新・研究でわかってきました。
魚介類や亜麻仁油、菜種油の摂取が多いと、健康メリットがあがるようですね。
詳細を見てみましょう。

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11年の追跡調査の結果、わかった事実とは?

スペインの《ホスピタルデルマール医学研究所》の報告により、冒頭のような事実がわかってきました。
研究チームは、アメリカの『フラミンガム子孫コホート』の疫学研究データを基に、平均11年間、追跡調査された65歳以上の血中脂肪酸レベルのデータを解析した。
対象人数は、2240名とのことです。

赤血球中のオメガ3系脂肪酸レベルは死因のバロメータに?

その結果、赤血球中のオメガ3系脂肪酸レベルは、喫煙と同様に、全死因による死亡リスクの優れた予測因子となっていました。
オメガ3系脂肪酸を含む4種類の脂肪酸は、死亡リスクの優れた予測因子となっており、平均余命が5年ほど長い人たちは、揃って赤血球中のオメガ3系脂肪酸レベルが高いことがわかったのです。

飽和脂肪酸レベルが高いと寿命は短く?

4つの脂肪酸のうち、2つは飽和脂肪酸となり、平均余命が短くなることも判明。
通常、喫煙者の場合、平均余命が4.7年短くなるという統計が出ており、飽和脂肪酸量が多い人は、たとえ、タバコを吸わなくとも、それだけ寿命が短くなるリスクがあるとのこと。
※参考:『米国臨床栄養学雑誌』

さいごに

以前からオメガ3系脂肪酸は健康に良いと言われていましたが、ここでもまた一つ、メリットが論証されましたね。
肉食中心で、野菜嫌いの人は、喫煙者なみのリスクがあるようなので、要注意ですね。