おはようございます。
本日の読書レビューは神田昌典氏のベストセラー『非常識な成功法則』です。
この本はもう20年以上前に書かれた本ですが、書かれていることを一つ一つ実践した人に、成功者が続出したという伝説のビジネス書です。
ダイエットを目指している人にも、目標達成という観点で読むととても参考になると思います。
今ならオーディブルの月会費内で聞くこともできます。
この本の3つの特徴は、以下の通りです。これはわたくし個人があげた特徴なので、読む人によっては違うかもしれません。あくまで個人意見として、ご参考になさってください。
目標を達成する成功法則とは、
- やりたくないことを明確にする
- オーディオブックを聴きまくる
- 速読を学ぶ(本書ではフォトリーディングが推奨されていますが、私は本田直之氏のレバレッジ・リーディングの多読法のほうが好き)
他にも参考したい点がいくつもありましたが、大別するとこの三つだと思いました。
1,やりたくないことを明確にする
何か目標を掲げると、最初にやることリスト(To Do リスト)を作成しますよね。
ですが、その前にやりたくないことリストを作成するのです。
私の場合は、
- 毎日出勤して人に気を遣うのが嫌だ
- 通勤ラッシュが嫌だ
- 帰り道にデパートに寄ってしまう自分が嫌だ
- 副業をしたいが在庫を持つ仕事は嫌だ
- アクセスアップのためにSNSのいいねボタンを押しまくる営業は嫌だ
- 広告費を使いたくない
- 人前で喋る仕事は嫌だ
以上の7点です。他にもありますがここではこのぐらいにしておきます。
これをダイエットの目標達成での「やりたくないリスト」に置き換えてみましょう。
- 断食はなるべくしたくない
- 我慢するダイエットは嫌だ
- 甘いものをパーフェクトにカットするのは嫌だ
- 野菜は好きだがそればっかりはいやだ
- 炭水化物を抜くのは嫌だ
- お肉や魚を抜くのは嫌だ
概ねこんなところでしょうか?
先にやりたくないことを明確にすると、目標を紙に書き出す前に無茶な願望を捨てることができますね。
やりたくないことリストを飛ばすと、ダイエットの場合なら、いきなり「マイナス5kg」とか「10kg減!」と書くことになります。
ほど遠い目標は、現実味がないので達成しにくいのです。
スイーツ癖が治らない人は、2つ食べているところを1つに減らす。
毎食、お腹いっぱい食べてしまう人は、主食のごはんだけ半分にする。
などと、達成しやすい目標を掲げ、徐々におやつは1日に1度だけ、慣れてきたら、3日に1度だけとすると、実行しやすいですね。
2,オーディオブックを聴きまくる
この本が書かれたのが20年以上前なので、当時は成功哲学や有名作家の小説など種類が鍵られていました。
しかし今ではアマゾンのオーディブルというサービスを利用すれば、月額1500円で話題の小説や成功哲学などが聴き放題です。
またキンドルでも読み上げ機能があるので、様々な書籍を耳読できます。
ダイエットを目標としている人なら、小説やビジネス書を聴くよりも、さまざまなダイエット方法を聴きまくって自分に合ったものを探し実践するのが早道でしょう。
神田氏がこの本で伝えている「 オーディオブックを聴きまくる」とは、書籍を読む時間がなくても移動中や雑用をしているスキマ時間に、自分の成功や目標に近づける内容の本を聞くということです。
移動中や雑用時間というのは、一日に数時間単位でとられているので、耳読にすると、それらの時間が、読書時間に変わるのです。
20年以上前は高価なオーディオブックしかありませんでしたが、今はオーディブルやキンドルと言ったアマゾンのサービスがあるのでぜひとも利用するべきですよね。
3,速読を学ぶ
この本で紹介されている速読はフォトリーディングでした。
日本でもほトレーディングの訓練機関がありますし、書籍だけでも概念を学ぶことはできます。
私も書籍で学んでみました。訓練期間に通ったわけではないのでマスターしたとは言い難いですが、本の内容を一字一句読むのではなく、探し物をするようにサーっと見ていく訓練はできたと思います。
これも、速読自体が成功や目標達成の目的ではありません。
速読を学ぶことで多くの良書を読んで、自分の知識の糧とすることが目的です。
斜め読みでもいいですし、1~2行ずつ目を上から下へ動かして、文字を見ていくだけでも、本の内容は頭に入っていきます。
自分にあった速読法で、自身の目標や成功に近づく本を多読するのです。
この1~3を、毎日繰り返すと、目標達成に近づくでしょう!
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。