おはようございます。
昨日は、新宿のSOMPO美術館で開催されている《スイス プチ・パレ美術館展》を見に行ってきました。
平日でしたが、飛び石連休とお盆休みが重なって、新宿界隈の人出も賑わっていました。
スイスの《プチ・パレ美術館》は、ジュネーブ在住の、とある富豪が、ご自身のコレクション所蔵と展覧のために建てた小さな美術館。
小さな美術館といっても、お屋敷一軒分の広さはあります。
ルーブル美術館などの大型美術館に比べると”小さい”というだけのことです。
19世紀後半のルノアールなどの「印象派」から、20世紀はじめにかけての「エコール・ド・パリ」までのコレクションが鑑賞できました。
プチ・パレ美術館のオーナーさんの個人所蔵物なので、はじめて見る絵画ばかりで、圧巻!
日本が誇る東郷青児氏や藤田 嗣治画伯の絵画もあり、嬉しく思いました。
初めて見聞きする画家も多く、中でもポルトガル出身のモイズ・キスリングの絵画に魅了されてしまいました。
暗~い背景に浮かび上がる人物や静物が印象的でした。
撮影NGなので、ポストカードを買いました、
右は、モイズ・キスリングの《赤毛の女》。
大好きな江戸川乱歩やアガサ・クリスティーの小説に出てきそうな、謎めいたお屋敷に住む、謎めいた美女を思わせ、絵画の前で、しばらく立ちすくんでしまいました。
左もモイズ・キスリングの作品。《緑の背景のレモンのある静物》です。
どちらも1910年ごろの作品。
100年以上も前の作品とは思えないほど、斬新な印象ですね。
マグネットは、モーリス・ユトリロの《ノートル=ダム》。
ノートルダム寺院が焼失してしまったので、いつか再建してほしいですね。
こちらはSOMPO美術館所蔵のご存じ! ゴッホの《ひまわり》です。
常設作品なので、フラッシュなしで撮影OKでしたので、撮らせていただきました。
本物を見るのは、はじめてだったので、感動です!
躍動感ある筆遣いで、ひまわりも生きているんだなぁ~と思わせる作品ですね。
こちらも常設作品で、撮影OKでした。
ルノアールの《帽子の娘》です。
19世紀の美女は、ふくよかですね。
こちらもSOMPO美術館所蔵のルノアール《欲女》です。
ルノアールは、当時の社交界で活躍する女性たちを描いていたそうです。
華やかで、ペールトーンの色使いなので、優しい印象の絵が多いですね。
さて、美術館を出た後は、懐かしの京王百貨店へ移動して、幼い頃に祖父母とよく行った《清月堂》さんで、伝統の釜飯でランチでした!
名物の「五目釜飯」です。
清月堂さんは和菓子店でもあるので、ミニあんみつもついています。
釜飯は薄味のお出汁がきいており、具材とごはんのハーモニーがたまりません!
お吸い物のお出汁も絶品でした。
あんみつの寒天は、私好みの固めで、少し塩を効かせたあんこも上品な味わいでした。
余分な油分もなく、やはり和食をいただくと、ホッとしますね。
外食でもグルテンフリーランチがいただけて、幸せでした。
ステキな絵画と美味しいランチ、充実した休日となりました。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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