栄養学×読書でダイエット脳を育てるブログ

毎日のプチ断食習慣と読書・執筆で、腸と脳をクリーンに!

《冷やしサラダ・フォー&夏野菜のピリ辛チキン》レシピと江戸川乱歩『黄金仮面』『疑惑』読書レビュー

今週のお題「冷やし◯◯」

おはようございます。
本日のホットクックレシピは、《冷やしサラダ・フォー》&《夏野菜のピリ辛チキン》です。
グルテンフリーを実行するため、麺類をフォーで代用しています。
フォーをサラダうどん風に食べたかったので、ホットクックで茹でてみました。
もう一品は、鶏肉売り場に、タンドリーソースに漬け込んだ鶏肉があったので夏野菜と一緒に《夏野菜のピリ辛チキン》としました。

《冷やしサラダ・フォー》ホットクック用レシピ

【材料】1人分目安

  • フォー(乾燥)50g
  • 水 200mlほど
  • 塩 ひとつまみ
    [サラダ用]
  • レタス
  • トマト
  • きゅうり などお好みの野菜
  • 塩麹 小さじ2
  • ごま油 大さじ1

【作り方】

  1. ホットクックの内鍋に水と塩を入れ、手動メニューから、《手動で作る》⇒《めんをゆでる》⇒《約7分》と順番に入力し、スタートボタンを押す。
  2. お湯が沸くとブザーがなるので、半分に折ったフォーを入れ、再度フタを閉めてスタートキーを押す。
  3. 出来上がったら、麺をザルに上げて氷水で冷やしておく。
  4. レタスやきゅうりトマトなど、お好みのサラダ野菜と彩りよくお皿に盛る。
  5. 塩麹とごま油を回しかけて、お召し上がりください。

《夏野菜のピリ辛チキン》ホットクック用レシピ

【材料】2人分

  • 市販のタンドリーチキン(生) 160g
  • なす 2本
  • まいたけ 1パック(約80g)
  • オクラ 4本
  • 塩 2つまみ

【作り方】

  1. 野菜は一口大にカットする。まいたけは、食べやすい大きさにバラしておく。
  2. ホットクックの内鍋に、味付けチキンと1の野菜類、塩を入れる。
  3. ホットクックの自動メニューより、《鶏とブロッコリーのオイスター炒め(57番)》を選択して、スタートキーを押す。
  4. 待つこと約20分で出来上がり!

※ホットクックの公式レシピと内容が違います。

ホットクック調理の場合、性質の似た感じのお料理を選択すると、後は自動で調理してくれます!
タンドリーチキンは、スーパーの鶏肉売り場(精肉)で見つけたものです。
単独だと、味付けが濃いので、夏野菜と一緒に調理すると、ちょうどいい感じの味付けになります。

江戸川乱歩『黄金仮面』読書レビュー

お話が変わって、本日の読書レビューは江戸川乱歩『黄金仮面』です。
昭和5年に発表された作品ですが、戦前にこんな奇想天外な読み物があったとは!
当時の人たちは、さぞかし楽しかったことと思います。

この物語は、大胆にも、いくつかの海外小説のオマージュ作品!
フランスのマルセル・シュウォッブの小説『黄金仮面の王』にヒントを得た上に、エドガー・アラン・ポーの小説の中の舞台設定を、そっくり登場させたり、
黄金仮面の正体は、モーリス・ルブランの作中人物、アルセーヌ・ルパンそのものを登場させたりと、設定が愉快です!

当時の著作権は大丈夫だったのかな? という疑問はさておき、殺人事件も、盗難事件も、コミカルに描かれています。

まさしく『大衆小説』という感じです。

読みやすい上、明智小五郎の正義感ある戦いぶりが、子供にも楽しめるようで、児童版も発表されていますね。

乱歩先生の作品は、中にはおどろおどろしい作品もありますが、本作は、痛快で楽しめました!

気分転換の一読にオススメです!

江戸川乱歩『疑惑』読書レビュー

こちらの作品は、短編です。
ある青年学生の体験談で、実際にありうるお話だと思いながら、オーディブルで聴き入ってしまいました。
ちょうど、深夜の時間帯に聴いていたので、不気味さがたまりませんでした。

ある青年の父親が、自宅の庭で、頭を割られて死亡。
状況からみて、他殺説が濃厚ですが、庭の仕切塀の構造上、外部からの侵入者はいないようです。

青年の父親は酒癖が悪く、毎晩酔っぱらっては、妻に暴力をふるっていました。
青年の兄は、母思いで、いつも体当たりで、父の暴力を止めていました。
妹は泣きじゃくり、青年はおろおろと見ているしかできず、家族は、父に深い恨みを抱いていたのです。

殺害現場は、庭も含めて密室に近い状態。
青年は、力業の犯行なので、兄を疑います。
しかし、兄は母親を疑っており、母親は妹を疑っており、妹は青年を疑っており……。

いなくなればいいと思っていた人が死んだので、誰も悲しんではいません。
ですが、この中に犯人がいる……という疑いの目で、父親抜きでは仲の良かった家族に亀裂が入ります。

やがて、数ヶ月がたち、青年は、猫の鳴き声で、重要な事実を思い出します。

犯人は、家族の中にいました! 誰なのか?
だけど、それは、狂気になりうる物を、家の上部の部屋の窓際に置き忘れたことと、夜中に猫が徘徊して、置き場所がズレた偶然から起こりました。

その人は罪になるのか?

この作品は、はじめて読んだので、読後、いろいろ考えさせられました。

やはり天罰は、あるのでしょうかね?

現実逃避したい娯楽の中に《読書》がありますが、乱歩作品は打って付けですね。

この2作は、オーディブルの『江戸川乱歩全集 第一巻』に収録されています。

乱歩先生、摩訶不思議な世界を、後年に残してくださり、ありがとうございました!