ハロウィンが近づくと、どうしても、かぼちゃばかりに目がいきますね。毎日のようにかぼちゃを食べていますが、祖母から教わった「かぼちゃのそぼろ煮」をご紹介します。お肉も一緒に摂るので、メイン料理にしてもいいですし、食欲のない時は、ひき肉を鶏のムネ肉すると、あっさりとします。また、たくさん作って、翌日はかぼちゃを潰して丸め、コロッケにしたりと違う楽しみ方でもいただけますよ。昭和時代を彷彿とさせる子どもの頃の懐かしい味です。
本日の野菜のお話は「かぼちゃ」です。このブログでも何度かご紹介してるので、本日は、かぼちゃがハロウィンで楽しまれるようになったエピソードをご紹介します!
ハロウィンは、ヨーロッパのケルト人による収穫祭が起源で、秋の豊作を祝うお祭りとして始まりました。日本のお盆のようなもので、ケルト人にとっては、11月1日が信念で、10月31日はその前夜祭。あの世と、この世の境目がなくなる日、ということで、10月31日がハロウィンなんだそうです。そのため、悪霊が災いしないようにと、大きなカボチャにお化けの顔をくりぬいて、魔除けにしたそうです。これがジャック・オ・ランタンのはじまりです。くりぬいたかぼちゃの果肉で子どもたちにふるまう、かぼちゃスイーツが各家庭で作られるようになったという説も残っています。
ヨーロッパの異民族によってアメリカでも広くハロウィンが祝われるようになりましたが、当初はかぼちゃではなく蕪が使われていたようです。
ジャック・オ・ランタンについては、長くなるので、また別の日にご紹介いたしますね。古い行事のいわれは、諸説があるので、ご参考までに!
本日は、ハロウィンというより、日本の冬至にあいそうなかぼちゃレシピですが、洋食続きの方は、ぜひ!和食でかぼちゃを堪能してみてください。
【材料】2人分
- かぼちゃ 1/4個
[調味料] - お出汁 250cc
- みりん 大さじ2
- 醤油 大さじ1
- 砂糖(ラカント/てんさい糖)
[A] - 豚ひき肉 80g
- 片栗粉 大さじ1
- 砂糖(ラカント/てんさい糖)小さじ1
- 醤油 小さじ2
【作り方】
- かぼちゃを4〜5cmの大きさにカットしておく。
- お鍋に重ならないように並べ、[調味料]と共に落し蓋をして15分中火弱火で煮る。
- [B]を予め混ぜておき、2に入れ、豚肉色が変わり、トロミがついたら出来上がり。
【美養効果】
かぼちゃそのものと、みりんで甘味を出すので、砂糖は控えめにしています。甘目が好きな方は、小さじ1ずつ足して、調整してくださいね。お出汁で煮込むので、深い味わいも楽しめます。日本伝統のお出汁は、かつお節からグルタミン酸が出て、お料理の旨味を引き出す作用があります。グルタミン酸は旨みだけでなく、疲労回復効果も望めますよ。お出汁の効いた和食を食べると、ほっとするのは、こういうところから来ているのかもしれません。
かぼちゃは、ビタミンACEが揃う、美養に嬉しい野菜です。加熱するとデンプン質が出てくるので、炭水化物扱いになることも。かぼちゃ料理をいただく時は、主食のご飯は控えめにするといいでしょう。ひき肉は、ここでは豚肉を使いましたが、ガッツリとメイン級にしたい場合は牛ひき肉を、ビタミンB群を摂取して疲れを取りたい時は豚ひき肉を、そしてあっさりとカロリー控えめにしたい時は鶏のムネ肉のひき肉を使うといいでしょう。冷蔵庫に余った、ひき肉でOK! お肉でタンパク質も一緒に摂るので、かぼちゃから取れるビタミンACEなどと、カラダの筋肉や皮膚の形成に役立つ栄養補給となるでしょう
本日の野菜のお話は「かぼちゃ」でした。
『空腹ホルモンダイエット』と合わせてお楽しみいただけるレシピです。
ではでは!