栄養ミステリー

カクヨム投稿中! 毎日の栄養補給と読書・執筆をつづるブログ

熱中症は気温が高い日の2日後が危ない?予防食にはキウイフルーツ

熱中症が気になる季節に突入しましたね。
総務省の統計では、昨年度(2016年度)、熱中症で病院に搬送された患者数は5月~9月の間に、全国で50,412人に上ったということです。※総務省
今年の人数も出ており2017年度の5月1日から6月18日までの統計では、早くも5,133人のぼるということです。※総務省
みなさまの熱中症対策は大丈夫でしょうか?

f:id:miwamomoka:20170623211235j:plain

熱中症とは?

熱中症とは、外気の上昇に伴って体温が上がりすぎ、カラダに様々は障害を来すことをいいます。
熱中症予防に必要な栄養成分は、水分の他にナトリウム、糖分、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどがあげられています。

熱中症は気温が高い日の2日後が危ない!?

熱中症は、6月と7月はまだカラダが気温の高さに慣れていないため、最も注意が必要な時期です。
6月は梅雨の時期なので、雨の日は気温が低く、梅雨の晴れ間は気温が高くと、カラダのリズムが狂います。
そして7月にぐんぐんと気温が上がって真夏日となり、梅雨明けのカラダにムチ打つように、熱中症が襲ってくるのです。
「今日は暑い!」と高温の日を乗り切っても、次の日や、2日後に熱中症の症状が現れる時もあります。
カラダが高温日に熱を蓄えてしまい、それが後になって影響を及ぼす場合があるのです。

カラダには2つの体温調節反応がある

熱中症は、暑い日に体温が上がるので、カラダはもともと人間に備わっている体温調節反応で、発汗させて汗を体外に出し始めます。
もし汗の出にくいタイプの方は、カラダに熱がこもっている可能性があるので、気温が高い日の翌日や2日後は要注意です。
汗は体臭などにつながるので、いやなものですが、体温調節をする上で大切な要素なので、出たほうがいいのです。
ということで、体温調節反応の1つ目はカラダの発汗作用です。

2つ目は、気温が高い日の人間の皮膚は、血液が集まり、皮膚温上昇ということになります。
その時にも、外気への熱伝導として、熱を放出させて、カラダの体温を調整しています。
気温が高い日の翌日や2日後に、涼しい場所にいるのに、なんとなく皮膚の温度が高い?と思ったら、熱中症の症状が出ているかもしれません。

熱中症の予防食にキウイが注目!

熱中症を食べ物の面から予防や改善をしようと思うと、前述のように、水分の他にナトリウム、糖分、カリウム、マグネシウム、カルシウムが必要です
そこでキウイフルーツに注目です!
キウイフルーツにはナトリウム以外の栄養成分がバランスよく含まれているのです。
カリウムやクエン酸を補給すると疲労回復効果が期待できることで有名ですが、キウイフルーツの独特の酸味もクエン酸によるものです。
この点もキウイフルーツが見逃せない要素なのです。

また熱中症が多くなる季節には、同時に貧血や立ちくらみなどの懸念もありますよね。
その点でも、キウイフルーツを摂取しておくと、血液中のビタミン濃度が上がり、血行が良くなり、それらの予防にもつながるとのこと。

2016年にキウイフルーツの名産地、ニュージーランドで、世界ではじめて、キウイフルーツの国際シンポジウムが開かれ、世界各地の植物学者や科学者、栄養学者、医師などが集まりました。
そこでの言葉を借りれば、「キウイフルーツの摂取は人間の健康と確実に相関関係がある」ということです!

さいごに 

今日は梅雨の晴れ間で「気温が高い日だな」と感じたら、翌日や2日後に、熱中症の症状が出ないよう、キウイフルーツを食べておくといいでしょう。
ゴールドキウイなら、グリーンのものより、ビタミンCが倍量入っています。
ゴールドキウイは果物の中ではアセロラにつぐ、ビタミンC含有量のトップクラスです。
熱中症のほかに、紫外線で気になる日焼けや美白にも期待できそうですね。