3月は季節の変わり目なので、1日の中でも寒暖差がありますね。
どの季節の変わり目も、「プチうつ」が多くなるので、要注意です。
普段、健康で元気な人でも、イライラしやすい時期なので、落ち込みやすい人は症状が悪くならないよう、早めのケアが大切です。
キーワードは”温かさ”!
ヒトは、寒さを感じると、不安になりすい傾向があります。
暑すぎるのも問題ですが、寒い、冷たい、と感じると心身共に縮みあがるような感覚に襲われるのです。
気候の寒い、食べ物などの冷たさ、そして人間関係でも「冷たい」と感じると傷つきますよね。
一番手っ取り早い方法は、温かいお部屋で過ごすことや、温かい湯船に使ったり、ノンカフェインのお茶を飲むと、心身共に温まりやすいようです。
部屋を温かくする
3月は、天気予報で温かくなる、と言っていても、人によって体感温度は違うものです。
外は温かいのに、お部屋はひんやり、という日もあるので、暖房はまだ我慢せずに使って、部屋を温かくしておきましょう。
衣類で調節しても、手足が冷たく感じると、心まで寒く感じて、プチうつがひどくなるかもしれません。
温かいお茶を飲む
プチうつの方は、コーヒー好きではありませんか?
筆者もソイラテが大好きなのですが、最近は、ノンカフェインでも美味しい有機コーヒーが、成城石井あたりで探せるので、イライラ予防に、活用しています。
ココアも時としてコーヒーと同様、副腎を傷めて、イライラをひどくする場合があります。
そして甘い飲料は温かくてもショ糖がかなり入っているのでタブーです!
緑茶や紅茶のカフェインは、さほど、有害な報告は上がっていませんが、カフェインは高めなので、心配な方は控えておきましょう。
緑茶や紅茶は、カフェインも含まれますが、カテキンやポリフェノールで、それをカバーしているところがあります。
ただし、18:00すぎは、睡眠に影響するので、控える方がいいでしょう。
オススメは、ノンカフェインのルイボスティーやハーブティーです。
日中、冷静になりたい時は、ミントティーや、セントジョンズワートがオススメですが、夜に飲むと、目が冴えてしまうので、夕方以降は控えましょう。
そして、温かいお茶を飲むようにしてください。
温かい液体が口や舌に触れると、優しい気持ちになるので、その感覚が、プチうつを防いで安心感も、もたらしてくれるでしょう。
湯船につかる
寒い冬でもシャワーで済ませる人が多いようですが、面倒でも、きちんと湯船につかるようにしましょう。
半身浴を推奨している書籍もあれが、肩まで浸かるようにと書かれているものもあります。
心臓疾患などがある場合は、半身浴のほうがいいかもしれませんが、心地よいと感じる方でいいと思います。
筆者は、”肩まで浸かる”派です。
ぬるめのお湯は、やや冷たく感じる時があるので、心から「温かい」と思える温度に調節してみましょう。
プチうつ感情が襲ってきたら上を向く
ワケもなくイライラしたり、言い知れぬ不安が襲ってきた時は、温かい部屋で、天井を仰いでみましょう。
座った状態で、顔を上にあげると、頭を後ろにそらすことになるので、背中がピシッと伸びて、丸まった腰も伸び、実に気持ちがいいのです。
最近はオフィスでも、肩を回したり、首を回したり、ストレッチをする人も多くなったので、さほど恥ずかしくはありません。
悪い姿勢も、血流が悪くなり、ネガティブ思考の原因となるので、上を向くと、自然と姿勢が正せるでしょう。
さいごに
1日に1つでも多く、「温かくて気もちいい」「ホッコリする」という感覚を体感してみましょう。
食事も、温かい汁物を増やすといいでしょう。
お味噌汁はかなりホッコリしてオススメです。
少しずつ、この感覚が増えて行くと、ネガティブ思考が1つずつ消えていくかもしれませんね。