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スポーツ時はオメガ3系脂肪酸が必須! アメリカ・研究

長引く「おうち時間」で、運動を取り入れている方も多いことでしょう。
しかし、運動後は呼吸を整えるのに、一苦労!? ということはありませんか?
アメリカの研究によると、血中オメガ3系脂肪酸濃度が高い人ほど、運動後の呼吸が楽なようです。
詳細を見てみましょう。

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スポーツの前後にオメガ3系脂肪酸を!

アメリカのクーパー研究所と脂肪酸研究所の共同研究によると、血中のオメガ3系脂肪酸の濃度が高い人ほど、激しい運動を行っても、呼吸の乱れを回復するのが早いそうです。
正式には、「最大運動負荷後の心肺数の低下」というそうですが、運動後は呼吸困難を起こしやすいので、オメガ3系脂肪酸を取り入れると、心配が少ないようですね。

10年に渡る追跡調査の結果で解明!

研究チームは、10年に渡り、約14,000名の健康な男女のデータを解析しました。
調査内容は、走行運動テストとオメガ3系脂肪酸の血中濃度の関連です。
運動テストの際、パラメータの1つに「心拍数の回復」という項目があります。
これは、運動負荷後に心拍数が高まるのですが、それが正常レベルまで落ちる時間を計測したものです。
例えば、ダッシュで走った後、息がゼイゼイと苦しくなりますが、しばらくすると正常の呼吸に戻りますよね?
その時間を計ったものです。健康な人ほど、正常の呼吸に戻るが早くなります。

運動とオメガ3系脂肪酸の関係とは?

解析の結果、心拍数の回復が早い人ほど、オメガ3系脂肪酸の血中濃度が高いことが分かってきたのです。
この結果は、男性よりも女性のほうが高いとのこと!
しかし、男女とも、統計的には有意でした。

心拍数の回復が遅いと心臓突然死のリスクが高い!?

先行研究では、運動後の心拍数の回復が遅い人ほど、心臓突然死のリスクが高いことがわかっていました。
また、別の研究では、EPAやDHAなどオメガ3系脂肪酸の血中濃度が高い人ほど、心臓突然死のリスクが低いこともわかっていました。
今回の研究は、これらの研究結果を後押しする結果となりました。
※参考:『プロスタグランジン、ロイコトリエン、必須脂肪酸』

さいごに

オメガ3系脂肪酸は、「記憶力&認知力UP」「血流改善」など、様々な健康効果が期待できますが、また一つ、嬉しい報告データが上がってきましたね。
運動時には、ぜひオメガ3系脂肪酸を取り入れて、呼吸を整えておきたいですね。