野菜&果物の美養栄養学

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体重と体脂肪を効率よく落とすならビーガン食を? アメリカ・研究

体重が減ると、つい嬉しくなりますが、肝心な体脂肪が落ちていないのが現実!
ダイエットは、身体に蓄積された、余分な体脂肪を落とさないと、真の減量とは言えません。
体重も体脂肪も、効率よく落とすには、一時的にビーガン食を取り入れるのが良いそうです。
アメリカ医学会の最新・研究報告を見てみましょう。

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ビーガン食は地中海ダイエットよりも効率的?

アメリカの権威ある医療学会や医師会の統計によると、低脂肪のビーガン食は、地中海型食事法よりも、体重、体組成、インスリン感受性、コレステロール値などを安定させながら減量できることがわかってきました。
ただし、16週間(約4ヶ月)の平均値のことです。

過体重の人ほど、ビーガン・ダイエットを?

研究では、過体重ですが糖尿病には罹患していない62名の患者を対象に、調査を開始。
対象者は2つのグループに分けられ、【A】グループにはビーガン食を、【B】グループには地中海食を割り当てて、16週間の経過を観察しました。

4週間おきに、洗い出し期間を設け、食事を交代して、さらに16週間続けてもらいました。

その結果、参加者は、ビーガン食で過ごしていた時期は平均6kgの減量に成功!
しかし、地中海型の食事法では、体重減には至りませんでした。

ビーガン食は4ヶ月で体脂肪を3.4kg以上落とした!

また、ビーガン食の期間、参加者の体脂肪は、平均で3.4kg以上も低下していることもわかりました。
内臓脂肪も315㎤減少とのこと!
そして総コレステロールは18.7mg/dL、LDLコレステロールは15.3mg/dL低下していました。

血圧に関しては地中海食の方が低下しやすい?

血圧に関しては、どちらの食事法でも低下しましたが、地中海食の方が、低下の割合が大きかったそうです。

この結果をふまえ、研究者たちは、

ビーガン食は、健康マーカーの改善と体重減少促進の両方に効果があることがわかりました。

 と述べています。
※参考:『米国栄養学会雑誌』

さいごに

ただし、この調査結果は約4ヶ月間でのこと。
ずっとビーガン食にすると、不足してくる栄養素も出てくるので、期間を決めて、本気で減量に取り組む際に検討してみましょう。