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頭の働きの良さは運動で救われる!?『脳を鍛えるには運動しかない!』読書レビュー

おはようございます。
コロナ禍で、在宅ワークが増え、運動不足の人が世界中で増えましたね。
しかし、コロナ太りを真摯に受け止め、ウォーキングや自宅でのオンラインフィットネスなど、運動習慣を取り入れる人も増えたと言いますね。

本日の読書レビューは、運動の大切さを思い知らされる衝撃的な内容の本です。
10年程前の本になりますが、未だに世界中で売れ続けている脳と運動を関連付けた書籍です。
タイトルも、『脳を鍛えるには運動しかない!』と、分かりやすいですね。

著者のジョン・J・レイティとエリック・ヘイガーマンは、科学者の方々で、脳神経の専門用語が多く使われている本なのに、具体例が多くて、とても分かりやすいのです。

運動することで脳のさまざまな領域に、脳神経やニューロンと言ったさまざまな脳細胞が増えていくそうです。

近年、世界中でストレスを抱えた人が増えて、精神疾患者が増えていますね。
ADHAや社会不安障害、うつ病、育児ノイローゼ、といった様々なストレスを抱える患者さんが、一日30分程度の運動をとりれることで、ネガティブな感情から解放されていく様子も、紹介されています。

運動と言うと、ウォーキングやマラソンが始めやすいのですが、エアロビクスやテニスなど、難解な動きのある運動は、身体を動かしながら、頭も使うので、ネガティブな感情が襲いにくくなるのだそう!

単調な動きの運動でも、もちろん効果はあるのですが、慣れてくると、余計なことを考えてしまうので、頭を忙しくするスポーツや体操のほうが、精神疾患は改善されやすいようですね。

そういえば、歩いているときは、耳や思考はヒマなので、あれこれと考えてしまいます。
それよりも、体操やエアロビクスなどは、次の動きを考える必要があるので、余計なことを考えているヒマはありませんよね。

こうした小さな積み重ねが、頭の訓練となり、次第にネガティブ思考が消え去り、頭が良くなっていくのだそう!

日本でも『文武両道』という言葉がありますが、勉学に励むと同時に、運動習慣を持つことが良いとされる風習がありますよね。

まだ、どういった運動を、どれぐらいの時間続けるのが効果的か?
という詳細の科学的根拠はわかっていないのですが、統計的にみると、30分間の運動習慣を週に3日以上持つと、脳の改善がみられることは分かっています。

例えば、学生を対象とした実験では、学期末テストの直前まで、スポーツ系の運動の練習(テニスや野球など)を実施していたグループと、勉学にのみ集中していたグループを比べると、前者のグループのほうが、テストの成績が良かった、などの結果が出ています。

運動するとコルチゾールという物質が出て、ヒトの脳や身体は、軽いストレス状態に陥ります。
運動によってコルチゾールが、常に出ていると、すでにストレスを経験したことになるので、他のストレスを感じにくくする、というメリットもあるんだとか!?

やはり多少の負荷をかけないと、ヒトの脳も身体も、好転しないのかもしれませんね。

仕事やプライベートでストレスを感じなくするために、まずは15~30分の運動時間を確保することから始めてみましょう!

私は、オンラインフィットネスの会員になっているので(月会費500円)、キンドルやオーディブルで耳読しながら、初心者向けのエアロビクスを30分、行っています。

録画したTV番組や映画を見ながら、エアロビクスをしていることも!
そうすると、自分時間と並行して運動時間が確保できるので、一石二鳥です!

運動を取り入れると、食べ過ぎの罪悪感も、頭痛も軽減し、仕事も集中できるので、ありがたいです。
まさに、『脳を鍛えるには運動しかない!』ですね。

最後までお読みいただき、ありがとございました。