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野菜&果物の美養栄養学

シニア野菜ソムリエが、野菜や果物のお話とレシピ、ダイエットなど「食と健康」「食と美養」情報を発信するブログです。

感染症対策と野菜の関係13~中耳炎の予防や改善になる食品

感染症対策

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風邪やインフルエンザが蔓延している時期に注意したい感染症の1つに「中耳炎(ちゅうじえん)」があります。文字通り、耳の感染症です。

中耳炎とは?

中耳は、耳の鼓膜(こまく)の奥にあり、鼻の奥と耳管(じかん)という管でつながっています。この管を通じて、鼻から中耳に「肺炎球菌」、「インフルエンザ菌」などのウイルスが入り込んで感染し、発症します。「急性中耳炎」と呼ばれています。

また3ヶ月以上治らないものを「慢性中耳炎」、治ったあとも、炎症などで出てきた液体が中耳に溜まったままの状態を「滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)」といいます。

どの年代でも発症する感染症ですが、お子さまの耳管は、成人よりも短くて太く、菌が届きやすいので、乳幼児の発生が多く見られます。

保育園や幼稚園で風邪やインフルエンザが流行している時期は、中耳炎の懸念も高くなるので、注意しましょう。

風邪やインフルエンザの時に、中耳炎にかかりやすい理由としては、咳やくしゃみが出た時、鼻水に含まれる菌が中耳に入りやすいからです。

中耳炎の症状と対応

感染すると、半日ほどで発症することもあります。耳の痛み、耳が詰まったような感じ、音がこもる、耳鳴り、難聴などと共に、発熱があります。1~3日ほどで痛みはおさまりますが、中耳に溜まった膿(うみ)がなくなるのには時間がかかるでしょう。

抗菌薬の服用などが一般的な治療です。放置しておくと、重症化して、耳の鼓膜を切開する場合があるので、早めに医療機関へ行くようにしましょう。完治するのに時間がかかることもありますが、途中で通院をやめずに最後まで治療することが大切です。

レアケースではありますが、中耳炎がもとで、難聴がのこる場合があるからです。

 

中耳炎の予防や改善につながる食品や栄養成分

海外では、中耳炎の栄養療法が一般的になっていて、レシピ本なども出ているようですね。青背魚や、鮭(さけ)、鮪(まぐろ)、そして亜麻仁油やエゴマ油などの植物油に含まれているDHAやEPAなどがよく挙がっています。

DHAやEPAはオメガ3系脂肪酸になりますが、これらの脂肪酸に抗炎症性があり、中耳炎の改善にも役立ち、特に、耳管の炎症を抑える効果が期待できるそうです。

また、日頃から肉類よりも、魚介類を多く食べている人の中耳炎の発症も少ないようです。あくまで、海外での報告ですが、取り入れておきたいですね。

肺炎球菌やインフルエンザ菌が鼻の粘膜の細胞に付着するのを低減する効果が期待できる成分としてキシリトールが挙がっています。

鼻腔内の菌が減ると、耳管を通ってウイルスが中耳に入る確率も減るので、中耳炎の予防につながる、というものです。

キシリトールは、ガムやキャンディでお馴染みですが、いちごやブルーベリーなどのベリー類の果物に含まれています。今はいちごが美味しい時期ですし、風邪の時でも、喉にしみないので、ビタミンC補給にもいいでしょう。

ビタミンCも風邪予防にいいビタミンの代表格ですね。かんきつ類は喉が痛い時にしみてしまいますが、いちごや野菜などから摂取しておきましょう。

【お知らせ】新サイト『女性のための美養栄養学』オープン!

プライベート

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今年に入って、3月をメドに栄養や食品、気になる症状などが検索できるサイトを構築しておりましたが、完成しましたので、お知らせいたします。

『女性のための美養栄養学』~Women's Beauty Nutrition~

⇒ http://wbn-japan.com/

 

このサイトは、私が執筆のお仕事で、いろんな専門書籍を当たって調べることが多く、その都度、どの書籍に何が書いてあるのかを探すのに、時間がかかってしまうため、少しずつ、まとめていたノートをサイト化したものです。

今はまだ必要最低限のことしか明記しておりませんが、おいおい、さらなる詳細を書き足したり、まだ未掲載の食品や栄養成分などを追記していく予定です。

皆さまも、食品や栄養系、健康悩みがある時は、ぜひご活用くださいませ。

「栄養の基本」「栄養・成分別」「食品別」「気になる症状」と大きく4つのコーナーを設けています。各コーナーのトップは、サイトマップ(目次)をご案内していますので、お目当ての栄養成分や食品があればご覧ください。

まだ立ち上げたばかりですが、今後、使いやすさを追求して、改良していきたいと思っております。食品や栄養のコラムも、毎週更新していく予定です。

このブログと共に、ご愛読、ご活用いただければ幸いです。

感染予防★野菜レシピ12~粘膜や細胞の修復に!水菜とささ身のナムル風

感染症対策 野菜のお話 野菜レシピ

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昨日の記事で、C型肝炎を悪化させる食べ物と予防食をご紹介しましたが、こと、C型肝炎に関しては鉄の摂取を抑えなければいけません。

葉野菜には鉄を含む野菜が多いですが、特に多い、ほうれん草やモロヘイヤ、小松菜などは控えておきましょう。

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本日の野菜のお話は「水菜」です。

水菜はビタミンCやEが多く、葉の部分は緑黄色野菜となるのでβ-カロテン豊富です。β-カロテンは体内でビタミンAに変換されるので、ビタミンACEの3つを揃えて摂取することができます。この3つが揃うと、内臓や喉や鼻、目、皮膚などの粘膜や細胞を修復作用が高まるので、肝炎で傷ついた肝臓の修復に役立つでしょう。

カルシウムも多いので、イライラを鎮める作用もあります。病気の時は不安になったりイライラしたりするので、心を落ち着かせるのにもいいでしょう。

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粘膜や細胞の修復に!水菜とささ身のナムル風

【材料】2人分

  • 水菜 1束(約200g)
  • 鶏肉のささ身 100g
  • ごま油 小さじ2
  • 塩 2~3つまみ
  • 炒りごま(白) 大さじ1

 

【作り方】

  1. 水菜はサッと塩茹でして、5cmの長さに切りそろえ、水気をよく絞っておく。
  2. 鶏のささ身は5分ほど茹で(茹で汁は捨てない)、冷水で締め、表面から、食べやすい大きさに指で割いていく。ささ身の芯まで火が通っていないようなら、再度鍋に戻して茹で、冷水で締めてから、割いていく。鶏にもよく水気を絞っておく。
  3. ボウルに茹でた水菜とささ身、ごま油、塩、炒りごまを入れてよく和えたらできあがり。
    ※塩加減はお好みで調整してください。

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【美養効果】

鶏のささ身はカロリーも低く、脂身も少なく、また他の肉類と違い、鉄の含有量もかなり低めなので、鉄制限食の人は進んでいただきましょう。鉄の少ないタンパク源として重宝します。

塩分の摂りすぎも負担となるので、少な目にするのがベター。ごま油と炒りごまで、しっかりと風味がつきます。炒りごまは黒だと鉄がやや多いので、白を使うようにしましょう。

鉄制限食は、C型肝炎の人向けですので、その心配のない方は制限せず、むしろ不足しがちなミネラルので摂取しておきましょう。